オンラインカジノはライセンスの確認が大事です

オンラインカジノはリアルマネーが動く要素がありますので、誰でも運営できるというサイトではありません。
それではどのようにして信頼性を確認するのかというプレイヤー側からの立場でみてみますと、オンラインカジノには運営ライセンス(免許証)というシステムが存在しています。

ライセンスの審査は厳しい

これはそれぞれの国の政府が発行、または政府機関に準ずる発行機関がオンラインカジノ運営側の申請を受けて審査をするという流れです。
この審査に通った運営会社が、その国のサーバーを利用してオンラインカジノの運営ができるようになるのです。
この審査は非常に厳しい事でも知られており、会社の規模や財産などの情報はもちろん、カジノサイトを運営するのにふさわしい会社であるかを徹底的に調査しています。
その上で審査に通った運営会社が認められた制度ですので、まず安心してプレイできるサイトの指標ともなるでしょう。
もちろん発行料や更新料も支払う義務が運営にはありますし、少しでもルール違反をするとすぐにライセンスが剥奪されてしまいますので、健全に運営を行なっている証明にもなります。
一方でライセンスを取得していないサイトは違反ですので、初めて訪れるカジノサイトの場合はまずライセンスの部分をチェックする事をおすすめします。
そしてこの免許証を発行する審査基準はその国によって異なります。
何度も審査に落ちてやっと通るような厳しい国もありますし、条件さえしっかり満たしていれば1回でスムーズに通過する国もあるようです。

キュラソー島

そこで免許証を発行する国もいくつかありますが、その代表的な国を紹介していきます。
まずはカリブ海のキュラソー島の監視機関が発行する免許証です。
ここでは1999年からの実績があり、今までにも数多くのサイトに免許証を発行してきました。
大手から新鋭まで幅広く利用しており、キュラソーの免許証を取得しているサイトはかなり多いと言えます。

カナワケ

そしてカナワケという機関があり、出金スピードが速いカジノサイトなどにも発行している実績があるという、信頼性の高い機関です。
この免許証は一度発行すると有効期限が2年という短さなので、定期的に更新が入る事でも業界内では知られています。
免許証発行の他にも、2012年にはプレイヤーからの意見や苦情、問題などについてしっかりと対応していますので、しっかりとユーザー視点で考えている機関だと言えそうです。

ジブラルタル

次はジブラルタルの免許証ですが、ここは一流の証とも言われるほどハイレベルな免許証となっています。
審査はジブラルタルの政府が直接行なっており、企業実績などに基づいて認可を出すという流れです。
そのためある程度の実績がなければ審査が通らない事も考えられるのです。
さらにジブラルタルの免許証は維持費が高額になっていますので、経営資金の部分も安定していなければ難しいでしょう。
これは裏を返すとジブラルタルの免許証を所持しているオンラインカジノなら、経営状況が安定しているという風にとらえる事も出来ますので、サイト選びの参考にするのも良いでしょう。

監査機関による定期的なチェックも行われている

以上が有名なライセンス機関ですが、その他にも監査機関による定期的なチェックも行われているようです。
いわゆる第三者機関という物で、常にゲームが公平におこなわれているか、問題などが発生した時に迅速に対応しているか、などを第三者の立場でしっかりチェックする物です。
第三者機関で代表的なのがイーコグラという2003年に設立された非営利団体です。
イーコグラの審査は非常に詳細で多方面に行われるため、審査もかなり厳しくなっているのがとくちょうです。
また新しい基準ができるとすぐに審査を受ける必要があり、基準を満たしていなければ認定を外されるという事もあります。
このイーコグラの他にもGLIやiTech Labsなどの第三者機関があり、それぞれが独自の審査を行なっています。
しかしカジノサイト側としましては国から認められた免許証があれば運営はできますので、第三者機関を付けるのは二段階認証のような物で、監査機関を付けなくてもサイトの運営になんら問題はありません。
第三者機関にチェックを依頼して、自分のサイトの向上制をアップさせたり、プレイヤーへの印象の影響なども関係してくるでしょう。
つまり第三者機関は必須ではありませんので、参考程度に見ておくのがおすすめです。

まとめ

このようにオンラインカジノはリアルマネーのやり取りが発生するため、しっかりとした審査機関が厳しいチェックを行なっています。
国が認めなければ運営できませんので、免許証のないカジノサイトは非合法という扱いになります。
近年はほとんど全てが安全で安心のカジノサイトとなっていますが、昔は非合法のサイトが存在していたというのも事実のようです。
気に入ったサイトが見つかったら、まずはライセンスの部分だけでも確認しておけば安心してプレイできる証明とも言えるでしょう。